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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | 社会的孤立が招く福祉問題へのソーシャルワーク的アプローチの在り方 ―ホームレスに焦点を当てて― |
内容 | 私は、兼ねてから、ホームレス状態がいかにして起こるのか、なぜそのような状態に陥ってしまった方々がその状況から抜け出せなくなってしまうのであろうかということを疑問に思っていた。授業を通して、このような状態は社会的孤立が招く福祉問題なのではないかと考えるようになった。今日、ホームレスの数の減少等、さまざまな支援が効果をあげているということが話題にのぼる。しかし、ホームレス状態にある方々は、今なお多く存在する。そのような状態に陥ってしまった方々が一刻も早くその状況から抜け出すことのできる社会、可能であればそのような状態を未然に防ぐことのできる社会を目指すにはどうすれば良いのだろう。社会的孤立やホームレスの現状、現在行われている支援を考察することで、より良い支援の在り方について考えていく。 |
講評 | 本研究は社会的孤立が、ホームレス等の福祉問題を招くこと。そのことを出発点に福祉的支援のあり方について検討しようとしたものです。各種調査等を用いて、ホームレスの高齢化傾向と一方での若者の増加等について紹介し、また統計的には全国的にホームレスが減少していることになっているがそれは調査にあたっての手法の問題であって、実際には怪しいことなどを丁寧に論じています。その上でNPO法人の独自の努力を紹介しながら今後の支援のあり方について指摘しています。「本当にそうか?」疑っていく姿勢は好感の持てるものでした。 |
キーワード1 | 社会的孤立 |
キーワード2 | ホームレス |
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