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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 野村 裕美 |
タイトル | 地域で生活する人を支える多職種連携 ―安心して在宅で生活するために― |
内容 | 団塊世代が75歳以上になる2025年に向けて、近年、地域包括ケアシステムの構築が謳われるようになってきた。要介護状態になった人、医療的なケアが必要な人、認知症を抱えた人などが、住み慣れた地域で安心して生活するためには、様々な専門職の支援が必要になってくる。今後、必要とされるケアが複雑になったり、支える人口が減ったり、地域で生活する人が増えることから、専門職だけではなく、地域に住んでいる人、地域にある機関など、幅広い人が連携する必要があると考えられる。 そこで、本論文では、地域で生活する人を支えるために、多職種はどう働きかけ、連携しあっているのか、多職種連携の現状を考察し、在宅療養・介護における多職種連携の重要性についても言及していく。そして、多職種連携を促進する取り組みやその効果についても考察した上で、今後どういった連携が必要とされるのかまで考察する。 |
講評 | 地域包括ケアの用語や定義の整理から始まり、その理論的発展の経緯、およびその中核概念となる顔の見える関係について焦点をあて、定義の整理を行った点は評価が高い。当たり前のように使われている「顔の見える関係」とはそもそも何なのか、素朴ではあるが多職種協働の基本概念の先行研究を洗い出した。また、地域包括支援センター等実際に連携実践に取り組む人々にインタビューを行い、質的に整理し、理論の肉付けをすることができた。 |
キーワード1 | 地域包括ケアシステム |
キーワード2 | 顔の見える関係 |
キーワード3 | 多職種連携 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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