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学科 社会福祉学科
年度 2015
ゼミ名 永田 祐
タイトル 介護サービス施設における 第三者評価の必要性とあり方 ―得られやすい情報公開に向けて―
内容 介護保険法の施行にともない、措置制度から自分がサービスを選んで利用する利用者本位に変わってきた。従来、市町村や公的団体中心に限定されていた福祉サービスの供給には、多様な事業所の参入によるサービス提供が行われている。多様な事業所の参入により、競争が生まれ、事業所・施設において、社会福祉サービスのより良い質が求められると考える。「第三者評価」はサービス事業者の組織運営及びサービス提供内容について、その透明性を高め、サービスの質の向上・改善に寄与することを主な目的としている。評価の結果を公開することで「利用者の適切なサービス選択に資する」「サービスの質を向上させることで利用者に安心と信頼を提供する」など利用者、事業者の双方にとって有益な仕組みである。
本論文では、特に介護サービス施設における様々な評価システムを比較し、第三者評価の必要性とあり方について模索する。さらに、第三者評価の課題や現状などを検討し、今後の方向性についても考える。
講評 介護サービス施設における第三者評価について取り上げました。福祉サービスが利用制度になる中で、第三者評価は利用者が福祉サービスを「選択」する際に重要な判断材料となるものです。しかしながら、実際にはこうした評価が十分に行われていないこと、またその問題点がどこにあるかについて、論文では明らかにすることができました。実習も頑張り、後輩の面倒もよく見てくれました。日本で学んだことを活かして、国際的に福祉のプロフェッショナルとして活躍されることを期待しています。
キーワード1 「第三者評価」
キーワード2 「介護サービス施設」
キーワード3 「評価システム」
キーワード4 「情報公開」
キーワード5  
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