詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 誰もが参加できる取り組み、循環するまちづくり |
内容 | 徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」、過疎化・高齢化の進んだ山間の町でただの葉っぱに「つまもの」としての価値を付加させビジネスにし、おばあちゃんたちが大活躍できるようになったという注目の取り組みだ。ソーシャル・キャピタルの理論を眼鏡に、上勝町の葉っぱビジネス「いろどり」を現場に取り上げ照らし合わせる。 ソーシャル・キャピタルは、人のネットワーク、信頼や互酬性の規範として理解される、社会関係資本といわれるものだ。パットナムは構成要素として、「信頼」「規範」「ネットワーク」の三つを挙げている。どのようなつながりが構築されるかということは、ただつながりを持つこと以上に良い効果を生み出すという面で重要なことだ。つながりによって生み出される資本こそが社会の効率を改善し得る。三つの要件はそれを最大限発揮するための条件ということだ。 上勝の成功の秘訣から、関係性そのものが資本だということが確かめられる。 |
講評 | 徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」の取り組みをソーシャルキャピタルの視点で読み解きました。人の信頼、お互いに助け合うという互酬性、つながりというネットワークが、「ビジネス」という手法の中にも生きていることを示し、ビジネスが地域づくりにつながっていく可能性を考察できたと思います。地域の中でのつながりがかつてなく求められている社会です。卒論で学んだことを活かし、筆者の個性や自由な発想を生かしながら、卒業後も活躍されることを期待しています。 |
キーワード1 | 「ソーシャル・キャピタル」 |
キーワード2 | 「葉っぱビジネス」 |
キーワード3 | 「循環」 |
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