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学科 社会福祉学科
年度 2015
ゼミ名 永田 祐
タイトル 障害のある人々が自分らしく暮らす ―糸賀一雄の思想からみる滋賀県の取り組み―
内容 滋賀県は、近江学園や「この子らを世の光に」などの言葉で有名な糸賀一雄の思想のもと、障害児者福祉に関して様々な実践を行ってきた。しかし、糸賀一雄や滋賀県の福祉に関して研究されている文献は少ない。社会福祉事業に関して先駆的な取り組みを行っている滋賀県について、改めてその根本にある思想から問いただし、これからの障害児者の地域福祉の発展につながるものはないだろうかと考える。私たちには、糸賀一雄の思想を今日の社会で生かしていくことが求められており、その思想について改めて考え、実践していくことが必要なのではないだろうか。本論文では、糸賀一雄の功績を軸に滋賀県の取り組みを挙げながら、彼の思想が今日の社会福祉に引き継がれていることに触れつつ、知的障害のある人々が自分らしく暮らすことについて考えていく。
講評 3回生の実習で感じた地域とのコンフリクトを出発点に、自分が育ってきた滋賀の地域福祉の源流となる糸賀一雄の思想を手掛かりとして障害のある人が自分らしく地域で暮らすことについて考えました。滋賀で脈々と引き継がれてきた思想を丁寧に整理し、自分の力にできたのではないかと思います。論文を読んで私も糸賀一雄の著作を読み直したくなりました。これから滋賀で障害者福祉を実践する姿が、滋賀だけではなく日本の障害者福祉、社会福祉をリードしてきた思想の後継者として活躍されることを期待しています。
キーワード1 「知的障害児者」
キーワード2 「糸賀一雄」
キーワード3 「滋賀県」
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