詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 社会福祉施設職員のバーンアウトと施設内対策に関する研究 |
内容 | 昨今の社会福祉施設においては、職員と利用者を取り巻く環境が複雑化しており職員のバーンアウトや虐待問題は看過できない存在となってきている。特に、福祉関連職の業務定着率は高く、介護職ではこれからの需要拡大に備えることが必須とされている。一方で、高齢者・児童・障害者とそれぞれの対策の示唆がされるのみで社会福祉施設共通の具体的な解決策は少ない。困難を抱えている利用者を支援していくのは職員だが、その職員を支えることができる存在は施設ではないだろうか。社会福祉施設職員がバーンアウトしてしまう背景には必ず施設が抱える課題が存在しており、対策を考えていく為に職員のバーンアウト要因を考察することは欠かせない要因であると考える。そこで本稿では社会福祉施設職員のバーンアウト要因から職員のストレスを考察し、組織的に職員が抱えるストレスを軽減できる施設内対策を明らかにしていくことを目的とする。 |
講評 | 社会福祉施設職員のバーンアウトの先行研究を丁寧に整理し、その中から共通する要素を見出して、その対策について検討しました。豊富な蓄積のある研究分野であることで、かえってそれを整理することは難しかったと思います。しかし、施設職員のバーンアウトは深刻な問題であり、それに社会福祉施設や従事者、そして経営者がどのように対処していくかは喫緊の課題と言ってよいと思います。この学びを社会福祉の現場で活かしていくこと、そして将来はこうした現状を変えていく立場で活躍することを期待しています。 |
キーワード1 | 「社会福祉施設」 |
キーワード2 | 「社会福祉施設職員」 |
キーワード3 | 「バーンアウト」 |
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