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学科 | メディア学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 河崎 吉紀 |
タイトル | 映画から見る女性の社会進出 ―『スパイダーマン』と『アメイジング・スパイダーマン』の比較から― |
内容 | 本研究は、近現代メディアにおけるジェンダーの扱いの変化を可視化させるためのものである。 2000年代に制作された『スパイダーマン』シリーズと、2010年代に制作された『アメイジング・スパイダーマン』シリーズにおいてのジェンダー観について、数量的観点から分析した。調査の結果、新しい作品になればなるほど、女性キャラクターの能力および職業は多様化することが分かった。近年の作品において、男性職と呼ばれる職業に女性キャラクターが就くことが増え、男性よりも高い能力を持つ女性キャラクターも登場するようになった。また、作品に関するインタビューから、固定的なジェンダー観を払拭した職業描写は意図的なものだと推察できた。 このように、メディアにおけるジェンダーの扱いは確かに変化しているのだが、数値としてはごくわずかであり、未だに偏ったままのジェンダー観も存在する。そのため、受け手である我々が敏感になることが最重要である。 |
講評 | 個人的な興味や関心を普遍性をもつ研究テーマに改め、先行研究を整理し、調査によって発見または検証が行われたことを評価する。 |
キーワード1 | ジェンダー |
キーワード2 | メディア |
キーワード3 | 映画 |
キーワード4 | 男女混合職化 |
キーワード5 | 女性の社会進出 |
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