詳細 | |
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学科 | メディア学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 河崎 吉紀 |
タイトル | ネット上における社会問題への冷笑的態度の調査 -「クソコラグランプリ」の画像分析から考える- |
内容 | 2015年初頭にTwitter上で発生した「ISISクソコラグランプリ」という現象について、内容分析的側面から考察した。 「クソコラグランプリ」とは、特定の画像を用いたコラージュの投稿を行うインターネット上のイベントである、主に『嗤う日本の「ナショナリズム」』(北田暁大 2005)の議論を踏まえ、ISISまたは被害者の扱われ方を調査することで、冷笑主義(シニシズム)やロマン主義的要素の存在を検討した。 結論として、北田の指摘するようなロマン主義を主体とした繋がりではなく、あらかじめある程度担保された遊びコミュニティの繋がりの根底にロマン主義の存在を期待する、という繋がりの構図が存在することを示している。この研究によって、掲示板文化とSNS文化の間に著しい差異が存在することを示すことを意図した。 |
講評 | 個人的な興味や関心を普遍性をもつ研究テーマに改め、先行研究を整理し、調査によって発見または検証が行われたことを評価する。 |
キーワード1 | インターネット |
キーワード2 | SNS |
キーワード3 | 冷笑主義 |
キーワード4 | ロマン主義 |
キーワード5 | |
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