詳細 | |
---|---|
学科 | メディア学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | サブカルチャーにおける「プロ」と「アマチュア」の意識変化の背景 |
内容 | 昨今、様々なサブカルチャーの分野においてプロとアマチュアの線引きが曖昧になっている。メジャーな事務所に所属すればプロなのか、インディーズで活動している限りはアマチュアなのか。そういった意識や定義の曖昧化の背景には、インターネットやSNSの発達による発信の容易さなどの要因があった。表現の発信が容易になればなるほどアマチュアと思われていた層の中にもそれで生計を立てる者が現れる。これは果たしてアマチュアなのだろうか。メジャーで活動しているからといって、生計を立てれず解雇される者もいる。本来アマチュア視されてきたインディーズのカルチャーには、インディーズならではの特殊な消費の仕方、され方があり、それらに支えられ生計を立てる者もいる。盛り上がりを見せるインディーズシーンを特に顕著にプロとアマチュアの線引きが曖昧になっている音楽、漫画、映画、ファッションの四分野に絞り実際の事例やインタビューなどを用い考察する。前時代的なプロ観、アマチュア観では見えないカルチャーの姿がそこにはあった。 |
講評 | 戦後の日本におけるサブカルチャーの在り方の変化を、大衆の意識変化に探るという論文。ひとつの分野に限定させず、音楽、漫画、映画、ファンションの4分野にわたって、「プロ」と「アマチュア」のボーダレス化現象について言及している。インディーズ系とYouTubeとの関わりの指摘も貴重。実際に現場のクリエーターにインタビューしているところも資料として貴重である。 |
キーワード1 | サブカルチャー |
キーワード2 | 音楽 |
キーワード3 | 映画 |
キーワード4 | ファッション |
キーワード5 | インディーズ |
戻 る |