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学科 | メディア学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 佐伯 順子 |
タイトル | メディアの中での関西弁の使われ方 |
内容 | 最近テレビの中で関西弁をよく耳にするが、それは1980年代の漫才ブームをキッカケとし多くの関西芸人が関東へと進出し、テレビの露出を増やしたためである。しかし関西弁が浸透していくにつれて、関西人に対するおかしなイメージも同時に人々に根づくこととなる。関西人は話をすると必ずオチをつけるといったイメージはその最たる例である。また「キツイ」というイメージは飽く迄関西の「言葉の使い方」であるにも関わらず「関西人といったらキツイ人種」といったイメージまで生み出してしまっている。それは日本を代表する監督堤幸彦のドラマや、誰しもが知っている漫画「SLAM DUNK」の中で関西人の表され方が非常にステレオタイプに偏ったもので表現されており、それが多くの人たちに違った関西人のイメージを植え付けている原因の一つではないだろうか。関東を舞台とした作品の中での関西人の扱われ方を検証したのが今回の卒業論文である。 |
講評 | 佐伯ゼミでは、ジェンダーとメディアを主要テーマにしているため、テレビ・ドラマ『働きマン』と女性の社会進出、女性オーディエンスのためのメディア戦略としてのイケメン・ブーム、客室乗務員とメディアなど、女性とメディアを論じた卒業論文で充実した成果があがった。テーマ設定は、スポーツ、ファッション、メディアのなかの言葉使いの男女差、犬・猫のメディア表象など、18名という比較的多人数の学年だったこともあり、バラエティに富んでいた。年4回(春秋各2回)の発表を積み上げて完成する形で指導しているため、ほとんどの学生が、注、参考文献の充実した、形式的にも完成度の高い論文を提出したと評価できる。 |
キーワード1 | 関西弁 |
キーワード2 | 関西人 |
キーワード3 | 堤幸彦 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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