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学科 | メディア学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 小黒 純 |
タイトル | 『ポポロ』における「ジャニーズ」イメージの受容 |
内容 | 本論文では、2015年6月号で創刊23周年を迎えた「ジャニーズ」アイドルを中心にメディア上で活躍する「人々」にフォーカスしている雑誌『ポポロ』における、「ジャニーズ」イメージについて分析した結果をまとめている。2015年1月号から2015年11月号(4月号は除く)の『ポポロ』の表紙と誌面について、カラーグラビアページと読者ページを中心に分析を行った。 その結果、誌面で形成される「ジャニーズ」のイメージとして絆が重要視され、雑誌の中で絆は、仲の良さ、ライバル関係の両方の視点から描き出されていた。また、雑誌『Myojo』との比較においては、それぞれの雑誌が対象としている読者の年齢層の違いから、写真ページのテーマ、読者ページでの関わり方など異なる点が見受けられた。 今後は、2誌以外の他のアイドル誌という横軸でのさらなる比較分析を重ね、雑誌メディアでの「ジャニーズ」イメージを探っていくことで、そのイメージをより正確なものにする必要がある。 |
講評 | 今年度は前年度に続き最大規模の20人を超えるゼミとなった。就職活動が後ろ倒しになったことも影響し、指導は困難を極めた。2~3人を除き、なかなかスイッチが入らなかったからである。全体としての取り組みに遅さは、間違いなく“記録的”であり、気象庁の表現を真似すれば“これまで経験したことのないレベル”だった。 前年度は11月に行った「卒論合宿」に代わるものとして、12月3日に、大学院博士課程の樋口摩彌さんの協力を得て、終日の「特別ゼミ」を設定した。しかし、姿を現したのはわずか8人。この時点でも半数以上は、スイッチが入っていなかったことになる。 愛用のオレンジ色のフリクション・ボールを何本消費しただろうか。チェックしては、ScanSnap でスキャンし、添付ファイルとしてメールで返送するという繰り返し。クリスマスイブ前日には、提出を予定していた全員が姿を見せた。 土壇場の頑張りで帳尻を合わせた例が多々あった。最後の数週間の取り組みで、かなりのレベルに引き上げて、完成させた、ということだ。その馬力には感心させられた。もともと先行していた中には、修士レベルというものもあった。 1月に入ってからの卒論発表会では、「やっていて楽しかった」「提出締め切りが来てしまったが、もっと続けていたかった」という感想も。指導教員へのリップサービスでなければよいのだが・・・。 今年度は例年以上に、先行研究のレビューをしっかり行うように指導した。また、研究目的が明確かどうかにも、厳しいハードルを課した。進み方は最も遅くても、出来映えは一定水準に達したものが揃った。 指導する側にとっても、大いなる学びと発見の機会を得ることになった。このメンバーに出会えたこと、そして一緒に卒論に向き合ったことを感謝している。お疲れさま、そして、ありがとう。 |
キーワード1 | ポポロ |
キーワード2 | Myojo |
キーワード3 | 雑誌 |
キーワード4 | アイドル |
キーワード5 | ジャニーズ |
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