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学科 メディア学科
年度 2008
ゼミ名 佐伯 順子
タイトル アマチュアリズムと大学ラグビー
内容 現代スポーツはそのほとんどがプロフェッショナルな様相を呈しており、ビジネス
としての側面を必ず持ち合わせている。しかし、元来スポーツというものは、プレー
そのものだけを目的とし、他の要因によって行われるものではない。それが、民主
化、大衆化、メディアの発達など様々な要因によって影響を受けている。そんな中
で、スポーツ本来の純粋な部分を色濃く残しているのが大学ラグビーである。ラグ
ビーが現在でも紳士のスポーツとして知られているのには、その独自のアマチュアリ
ズムが深く関わっており、大学ラグビーの人気もそこに見出せると考えられる。本文
では、独自のアマチュアリズムを形成するに至った経緯を説明し、今プロ化の波にの
まれるラグビー界において、大学ラグビーがどういう存在であるか、および、その独
特な世界観ついて検証している。
講評 佐伯ゼミでは、ジェンダーとメディアを主要テーマにしているため、テレビ・ドラマ『働きマン』と女性の社会進出、女性オーディエンスのためのメディア戦略としてのイケメン・ブーム、客室乗務員とメディアなど、女性とメディアを論じた卒業論文で充実した成果があがった。テーマ設定は、スポーツ、ファッション、メディアのなかの言葉使いの男女差、犬・猫のメディア表象など、18名という比較的多人数の学年だったこともあり、バラエティに富んでいた。年4回(春秋各2回)の発表を積み上げて完成する形で指導しているため、ほとんどの学生が、注、参考文献の充実した、形式的にも完成度の高い論文を提出したと評価できる。
キーワード1 ラグビー
キーワード2 アマチュアリズム
キーワード3 大学スポーツ
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