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学科 メディア学科
年度 2015
ゼミ名 竹内 幸絵
タイトル ファッショントレンドーこれからの流行の発生ー
内容 ファッション流行はどのように生まれ、どのように取り入れられ、広がっていくのか。衣食住という人間の生活の三つのうちの一つを占める衣服。なぜ同じような服装をした人が街に溢れるのだろうか。本論文はこういったことを明らかにするため、大学生のファッションに注目し、研究を行った。その研究の結果見えてきたことは、「自分自身の広告化」と「一般人のみを参考にする一般人の登場」であった。誰かが街で身に着けているものは、すでに誰かが買ったものなのである。服は買って着た瞬間から、流行の一部となり、流行を広告する。そしてSNSの進歩発展により、私たちのような一般人も自由に情報を発信できるようになった。このことにより、業界や有名人の発信する情報を必要としない層が出現しつつある。SNSにより一般人の中で新たな流行が生まれていく。有名人化する一般人の出現。これからの流行はどうなっていくのだろうか。
講評 テーマは自身が強く興味を持つファッション。当ゼミのスタート、3回生最初の課題はファッション展の見学とそこに流れる意図の検討・考察であった。その際感銘を受け誰よりも積極的に関わっていた執筆者の姿を思い出させてくれる課題設定である。論文にいざなうリード文がうまく、春学期で「IKOワールド」の構築を予感させるスタートを切った。
夏前後はエンジンがかからないこともあったが、アンケート項目の設定、その分析といった大詰めのフェーズでは彼らしい器用さと楽しみながら取り組む姿勢から好結果を導き出して、読ませる内容に仕上げてくれた。
ファッション業界ではなく広告業界への就職を選んだ彼が、自身でたてた課題・疑問に粘り強く取り組んだ卒論の経験を活かして、有名人・一般人の境界が益々消滅する次代の流行をけん引する仕事を成してほしいと思う。
キーワード1 ファッション
キーワード2 トレンド
キーワード3 広告
キーワード4 SNS
キーワード5 衣服
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