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学科 | メディア学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 佐伯 順子 |
タイトル | 禁制の歴史・現状・問題点からみる展望 |
内容 | 禁制というものは、女子禁制・男子禁制という片方の性を排除するものであり、有名 なものでは大相撲の土俵等があげられる。女性はどうやっても土俵の上にたつことは 出来ず、男性しか土俵の上にはあがれないというものである。こういった片方の姓に たいしての状況はしばしば、女性差別や男性差別といった概念で報道されたり、行動 されたりすることが多い。しかし、その禁制はただ単に、差別という意味合いで存在 しているのではないということに、興味をもった。 昨今のジェンダーフリーという論調にともない、「禁制を差別だからなくせ。」の 批判が相次いでいる。その批判も、もちろんわからなくもない。ただ、いろいろな報 道・ニュースを見ていると、「禁制だからいけない」のような形で、批判する側は行 動しているようにも見受けられる。そういった状況は果たしてどうなのであろうか。 禁制にも歴史があり、理由がある。そのことを最後の卒業論文・研究として取り上 げてみたく、このテーマを設定した。 |
講評 | 佐伯ゼミでは、ジェンダーとメディアを主要テーマにしているため、テレビ・ドラマ『働きマン』と女性の社会進出、女性オーディエンスのためのメディア戦略としてのイケメン・ブーム、客室乗務員とメディアなど、女性とメディアを論じた卒業論文で充実した成果があがった。テーマ設定は、スポーツ、ファッション、メディアのなかの言葉使いの男女差、犬・猫のメディア表象など、18名という比較的多人数の学年だったこともあり、バラエティに富んでいた。年4回(春秋各2回)の発表を積み上げて完成する形で指導しているため、ほとんどの学生が、注、参考文献の充実した、形式的にも完成度の高い論文を提出したと評価できる。 |
キーワード1 | 女人禁制 |
キーワード2 | ジェンダー |
キーワード3 | 女性専用車両 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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