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学科 メディア学科
年度 2015
ゼミ名 竹内 幸絵
タイトル 日中広告の比較研究~「イケメン」と「_哥」から見る~
内容 2014年に「壁ドン」が流行り、流行語大賞にも入賞した。今までの「草食男子」と違い、世の中の女性は優しい男性じゃなくて、強引的な強気の男性が好きになる傾向になっていると考えた。何十年にわたって、「イケメン」ランキング上位の福山雅治を代表として、日本のテレビで「イケメン」が出ている広告がよく目にする。それに対して、中国にもこういった広告があるだろうか。それに疑問をもった。広告は基本的に社会的経済活動の一環であり、企業による商品市場拡大するための手段として用いていられる。広告は我々の日常情報として、生活の一部となっている。両国がより深く理解し合うためにも、日本と中国のそれぞれの考え方を研究する必要がある。論文では、日本の「イケメン」と中国の「_哥」を着目し、彼らが出てくる広告を比較する。それによって、日本と中国の広告の特徴がわかってくる。その上、両国で通用する広告がわかってくると予想される。
講評 日本と中国のイケメン広告の表現比較から両国の今日的価値観を探る。これがテーマでテーマ決定は比較的早い段階だった。ところが調査を始めてみると思いがけず難航することとなった。その難航の理由の分析が、実はこの論文の読みどころとなる。
なにが難航したのか。分析が難航したのではなく、分析対象の広告を探すことに時間を要してしまったのである。中国には著名な「イケメン(?哥)」を使った広告がとても少なかった。執筆者はしかしその困難の要因をこのように分析した。「中国ではまだ広告がイメージを売るものになっていない。直接的な商品の利便を告知する目的の広告にイケメンはさしてひつようとされない」。図らずも中国広告の未成熟を分析することとなったが、大学院進学を目指す執筆者には良い最初のステップとなったのではないだろうか。
キーワード1 イケメン
キーワード2 _哥
キーワード3 広告
キーワード4 広告表現
キーワード5 日中比較
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