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学科 メディア学科
年度 2008
ゼミ名 佐伯 順子
タイトル アダルトメディアの変遷史 ~エロ本から探るアダルトメディアの歴史
内容 私がこの題材について調べようと思ったのは単純に好奇心からである。普段からアダ
ルトメディアに接している私にとって最近のエロ情報はとても過激なものに見えた。
そのとき私は疑問に思った。「違法じゃないのか」、「境界線はどこなのか」と。そ
れがこの題材に取り組もうと思ったきっかけである。
 エロ本は徐々に変化してきたのであるが、エロ本が変化してきた背景には新たなメ
ディアの登場である。したがってこの論文は1章でエロ本の変化の歴史を追い2章と
3章でAVとネットアダルトについても論じている。
 またアダルトメディアは警察と行政とも常に対立してきた歴史があり、その規制が
大きくアダルトメディアの形を変えてきた。そのため第4章で「有害図書規制」につ
いても論じている。
講評 佐伯ゼミでは、ジェンダーとメディアを主要テーマにしているため、テレビ・ドラマ『働きマン』と女性の社会進出、女性オーディエンスのためのメディア戦略としてのイケメン・ブーム、客室乗務員とメディアなど、女性とメディアを論じた卒業論文で充実した成果があがった。テーマ設定は、スポーツ、ファッション、メディアのなかの言葉使いの男女差、犬・猫のメディア表象など、18名という比較的多人数の学年だったこともあり、バラエティに富んでいた。年4回(春秋各2回)の発表を積み上げて完成する形で指導しているため、ほとんどの学生が、注、参考文献の充実した、形式的にも完成度の高い論文を提出したと評価できる。
キーワード1 エロ本
キーワード2 ネットアダルト
キーワード3 有害図書規制
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