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学科 | メディア学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 柴内 康文 |
タイトル | 孤独感と情報取得後の関連行動 ~テレビ視聴後のコミュニケーション行動について~ |
内容 | 近年、携帯電話やインターネットの普及により、情報取得やコミュニケーションの方法というものは多様化してきている。また、テレビ視聴をしながら携帯メールを送信するといった「ながら視聴」など、既存メディアについてもその利用スタイルに変化が生じており、メディアの利用時間には表れない利用スタイルの変化が起きているように感じられる。人々がどのように情報を取得し、そしてそれに関連してどのような行動をしているのかがわかれば、複雑化するメディアと人々の関係を考えるヒントになると考え、情報取得行動とそれに関連する行動について研究することにした。そこで、今回は情報取得メディアとして「テレビ」を、内的要因として「孤独感」を取り上げた。 調査の結果、テレビ視聴行動に関連して人々がコミュニケーションをとるかどうかについて、孤独感が影響を与えており、孤独感が高いものほどテレビ視聴内容について誰かとコミュニケーションをとることに消極的であるということがわかった。また、孤独感の中でも特に「他者との付き合いの無さ」という因子が強く影響していることがわかった。 |
講評 | さまざまなメディア現象に関する実証研究に取り組んでもらいましたが、今年も調査に加えて実験的手法、またオンライン掲示板の内容分析など、さまざまな手法によるアプローチが行われ、興味深い結果もいくつか出ています。それぞれ理論的な詰め(仮説の導出)、また分析には粗さ、問題点を抱えていますが、それでも実証的に何かを主張することの困難さ、そしてそれを達成した結果の重要性を認識したことと思います。 |
キーワード1 | 孤独感 |
キーワード2 | 情報取得 |
キーワード3 | 関連行動 |
キーワード4 | テレビ |
キーワード5 | コミュニケーション |
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