詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 貝原益軒の教育思想研究 ―心身論を中心に― |
内容 | 現代にも読み継がれるような著作を数多く残している貝原益軒であるが、彼は何故、「健康」というものに焦点を当てて『養生訓』を著したのか。これが本研究の主題である。「健康」に生きてゆくことは誰にとっても理想的なことだといえるだろう。では、益軒にとって、「健康」であるというのはどういった状態のことを指すのか。さらに益軒の提唱する健康論を現代に反映できる部分があるのか。益軒自身の著作を読み解き、明らかにしていくことが本研究の目的である。 第一章では、貝原益軒の生い立ちから、彼に多くの影響を与えたことが考えられる旅と学びの関係性についてや、特徴的な彼の学問方法論について述べてゆき、益軒の思想がどのような過程を経て形成されていったのかを考察してゆく。次に第二章では、益軒の著作と合わせて読み解いてゆき、そこから初めに述べた、彼が「健康」に着目した理由や、それらが現代において活かすことができるのか、どのような意義を持つのか探ってゆく。 |
講評 | 【ゼミ全体への講評】 本年は卒論の取り組みが早く、各自計画的に論文作成に従事したため、 比較的スムーズに提出日を迎えた。卒論で一番注意したのは剽窃である。 教育史ゼミなので、基本的に原典史料を読みそれに解釈を加えるため、 独自の解釈が生まれてくる。たとえそれが少々幼稚な解釈であっても、 それなりに評価できるものであった。体育会に所属しているゼミ生が多 かったが、特別扱いは一切することはなかった。しかし10年間の自己体験 に対応するテーマを選んだこともあって、結果的には個性的な論文を書き 上げることができた。論文作成を通して、ゼミ生の個人個人と対話ができた ことは指導する側にとっても意味のあることであった。論文作成とリーグ戦と 重なった諸君は本当にどちらも良く頑張った。またゼミの運営においても、 体育会に所属するゼミ生が大きな役割を果たしたことを付記しておきたい。 |
キーワード1 | 養生訓 |
キーワード2 | 予めする教育 |
キーワード3 | 心身論 |
キーワード4 | 心の健康 |
キーワード5 | |
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