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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 及川平治が残した教育論の研究 ~「分団式動的教育」とは~ |
内容 | 及川平治は、「分団式動的教育法」という子ども達の個性を尊重するという教育論を生み出した。大正時代から現代の教育社会において及川平治が残した遺産はとても大きく、私たちが受けている教育に対して大きな影響を及ぼしたに違いない。大正新教育運動を引率してきた及川平治は、時代という社会的背景にも恐れず、自分の考え方を世に発信していくことは私自身も見習うべき点が多々存在する。また、常に子ども達のことを一番に考え、「教育」とは子ども達中心に行うべきと提唱し続けた。ここでは、及川平治という人物がどのような教育を行ったのか、そして、その教育が現代にどのように活用されているのかを考察していく。 |
講評 | 【ゼミ全体への講評】 本年は卒論の取り組みが早く、各自計画的に論文作成に従事したため、 比較的スムーズに提出日を迎えた。卒論で一番注意したのは剽窃である。 教育史ゼミなので、基本的に原典史料を読みそれに解釈を加えるため、 独自の解釈が生まれてくる。たとえそれが少々幼稚な解釈であっても、 それなりに評価できるものであった。体育会に所属しているゼミ生が多 かったが、特別扱いは一切することはなかった。しかし14年間の自己体験 に対応するテーマを選んだこともあって、結果的には個性的な論文を書き 上げることができた。論文作成を通して、ゼミ生の個人個人と対話ができた ことは指導する側にとっても意味のあることであった。論文作成とリーグ戦と 重なった諸君は本当にどちらも良く頑張った。またゼミの運営においても、 体育会に所属するゼミ生が大きな役割を果たしたことを付記しておきたい。 |
キーワード1 | 及川平治 |
キーワード2 | 分団式動的教育法 |
キーワード3 | 子ども達の個性 |
キーワード4 | 能力別指導 |
キーワード5 | 自由教育 |
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