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学科 | メディア学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 山口 功二 |
タイトル | 学校裏サイトから考える-ウェブ社会の未来- |
内容 | 近年、中高生を中心に流行している「学校裏サイト」が、わいせつ画像の受発信やいじめの温床になっているとして、メディアにクローズアップされている。特定の生徒や教師への誹謗中傷、デマなどの発信源、ネットいじめの舞台となってしまうとして大きく取り 上げられ、2007年前後より「社会問題化」されている。「学校裏サイト」やネットいじめについては、マスメディアや専門家を通じ、これまでも多くの言及があった。しかし、そうした報道や言及は、まるで「若者のネット利用」自体が問題であるかのように語られるケースが多く、「学校裏サイト」のネガティブな部分ばかりが演出過剰に報道されているものが多かった。マスメディアを通じて「学校裏サイト」を知った人たちは本当の「学校裏サイト」の実態、今を生きる子供たちのネットに対するさまざまな考え方を見ることが出来ないのではないだろうか。また、そのような報道や言及がされるために、ウェブを通じて子供たちがコミュニケーションをすること自体が問題とされているのではないだろうか。そこで「学校裏サイト」の本当の実態を研究し、大人たちは子供たちによって発信される新しいメディアをやめさせようと働きかけるのではなく、どのように向き合っていけばいいのかを考えた。そして「学校裏サイト」に大きく関わってくるウェブ社会についても考え、最終的にインターネットを使人全てがリテラシーを意識することが重要になってくるという結論に至った。 |
講評 | クラスの軸テーマは、「現在文化研究』である。そのために例年、多様な分野の卒論が集まる。 ①スポーツ、②音楽、③デジタル・メディア、④旅行、⑤ファッション、⑥社会問題などである。卒論のタイトルをみても「ご当地キャラのメディア露出」「闇サイトと社会問題」「伝染する自殺」「犯罪報道と発達障害」などの時代を反映するテーマとともに「飲み物とコミュニケーション」の関係を描いた論文などがあり、色々教えられることがある。 |
キーワード1 | ウェブ社会 |
キーワード2 | 学校裏サイト |
キーワード3 | 教育問題 |
キーワード4 | 報道メディア |
キーワード5 | |
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