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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | 浦坂 純子 |
タイトル | 若手スポーツ選手の育成に関する人材マネジメントの必要性 |
内容 | 2020年に東京五輪の開催が決まり、若手選手の育成が盛んである。世界で活躍する選手を育てるためには、競技成績を向上させながらも転換期を上手く乗り越える必要がある。本論文では、若手選手の育成に人材マネジメントが必要であると仮定し、日本ではマイナースポーツである射撃競技(五輪種目)の若手強化チームを事例として検証した。具体的には、選手の選定、評価、育成、動機づけ、活用、処遇の6項目から、①優秀な選手を導入し、組織を構成していく機能、②選手を訓練し能力開発していく機能、③選手が活動するよう動機付ける機能、④選手が安心して練習し続けられる機能、の4つが機能しているか否かを調査した。その結果、育成方法の改善点として、複数のコーチの間で指導方針の食い違いや、高校卒業や就職活動のタイミングで選手の進路先についての面談がないという点が挙がった。組織は競技のバランスを踏まえた上で適切な指導を行い、選手はマイナースポーツの自由度の高さを再評価し、長い目でキャリアを考えることで、豊かな競技生活が送れるのではないかと提案する。 |
講評 | 分析の視点が複数混在しており、整理がついていないため、先行研究から問題意識、さらに事例研究という一連の流れがスムースにつながらないのは残念である。しかしながら、筆者のキャリアに基づく課題設定であり、事例研究のオリジナリティという点から見ても、このテーマを卒業論文の素材として選んだことは良かったのではないか。 |
キーワード1 | スポーツ選手 |
キーワード2 | キャリア |
キーワード3 | 育成 |
キーワード4 | 人材マネジメント |
キーワード5 | マイナースポーツ |
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