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学科 産業関係学科
年度 2015
ゼミ名 浦坂 純子
タイトル 創業支援の不足とその解決法
内容 本論文では、現在利用できる起業支援策を確認し、その支援でうまく起業できた後についても、どのような支援が必要になるのかを示した。まず起業についての現状を認識し、開業率を上げることの必要性を論じ、それを行うための支援策のあり方を提示する。その上で足りない点は何か、それをクリアできたとして、起業後の経営支援策はどのような内容であるべきか、何が必要とされているのかを先行研究に依拠して提示した。
 既存の起業支援策を網羅的に把握できたわけではないが、代表的なものを検証した結果、起業前の資金、人脈等の各種支援策が完全に活かされていないこと、加えて起業後の支援についても、既存の支援策だけではなく、さらなる支援が必要であることが明らかになった。また、むやみに起業家を増やすのではなく、起業家の特質、属性等を見極めることで、どのような方向づけ、ベクトルで起業家を増やし、支援していくかを考えることが重要であるという結論に至った。
講評 日本の起業が他国に比して低調であることはよく知られており、社会的要請のある問題意識ではあるが、あらゆる起業支援策や起業後の経営支援策を取り上げており、それらの紹介が中心になってしまったのは残念である。個別の支援策にターゲットを絞り、その効果を丁寧に検証するようなアプローチがあれば、もう少し論文の輪郭がクリアになったのではないか。
キーワード1 起業支援
キーワード2 開業率
キーワード3 政府系金融機関
キーワード4 民間金融機関
キーワード5  
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