詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 被差別部落の差別解放への意識改革 |
内容 | 差別は無いと思われるこの時代で,自分たちの知らない場所で今なお差別は続いている.それも結婚や就職といった人生の分岐点となる大切な所で起こっており,気づいていないだけで身近でも起こっている.「すべて国民は、法の下に平等であつて,人種,信条,性別,社会的身分又は門地により,政治的,経済的又は社会的関係において,差別されない」と日本国憲法に定められているが,実際に差別され苦しんでいる人たちがいることに問題意識を抱いた.また,部落を知らない私たちこそ無意識に差別をしているのではないかという疑念も抱いた. |
講評 | 被差別部落問題を取り上げた。歴史的背景をおさえ、未だに続く差別の事例や意識調査の結果を紹介した上で、これからの意識改革に何が必要なのかについて考察した。差別理由を分析し、その多様性に着目した。この論文は丁寧な文献研究とフィールドワークで得た知識、そして現場の声も反映している.「部落差の課題は社会全体の矛盾や人権侵害を反映する」とし、様々な差別に取り組むこと、共通した課題を共に解決していく努力が必要と結論づけている.一般的に「難しい」とされるテーマを選び、真摯に向き合い、力作を仕上げられた.ゼミでも取り上げたテーマをこのような成果としてまとめられたことに感謝したい |
キーワード1 | 部落差別 |
キーワード2 | 部落解放 |
キーワード3 | 同和 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |