詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2015 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 発達障害早期発見における地域の療育センターの取り組み |
内容 | 平成17年4月「発達障碍者支援法」が施行された.今まで,支援の対象ではなかったADHD,LD,アスペルガー症候群,高機能自閉症への早期発見と生涯にわたる支援が自治体の義務とされ,福祉,教育の面からようやく個人のニーズに置いた具体的な支援が行われるようになってきている.しかしながら,保育,医療の現場での専門家不足から,療育の基盤となる保護者との信頼関係確立が十分に行われていない節がある.特有の考え方を持つ子どもの保護者の子育てへの不安を取り除き,適切な支援をしていくためには,地域の関係機関の連帯が不可欠である.本論文は発達障害の早期発見をメインに地域の総合療育相談センターが置かれた現状と今後の課題を考察する. |
講評 | 発達障害の早期発見が如何に必要であるかについて検証する論文を仕上げた.発達障害児童の特徴と早期発見がなぜ困難であるかについて紹介し、支援のあり方について考察した.地域の療育相談センターの役割、支援の流れと課題を紹介し、子育て支援の充実、専門医不足の問題、他職種の連携などの必要性を訴えた.京都市児童福祉センターへのヒアリングも行うことで現場の声を聞くことができた.以前と比べて理解と支援は進歩しているとしながら、「見えない障害」である発達障害の特徴を知ることと、支援の充実化を印象づけた.今後もこのテーマについて研究と実践を続け、専門性を磨いていくことを期待する. |
キーワード1 | 早期発見 |
キーワード2 | 発達障害 |
キーワード3 | 総合療育相談 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |