詳細 | |
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学科 | 社会学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 小林 久高 |
タイトル | テーマパーク分析から見る現代の「楽しさ」 |
内容 | 本稿は、現代の日本において多くの人が足を運ぶテーマパークを分析することによって、現代の「楽しさ」を明らかにしようとしたものである。テーマパークの「楽しさ」は現代の「楽しさ」に通じるものがあるのではないかという仮説をもとに話が進められている。 インタビュー調査を用いてさまざま視点からテーマパークを分析することによって次のようなことが明らかになった。テーマパークの「楽しさ」には、「アトラクション」と「テーマ」というテーマパークそのものの「楽しさ」があるだけでなく、集団で行く場合には一緒に行く人と過ごす時間の「楽しさ」、1人で行く場合にはテーマパークを通じて人とつながる「楽しさ」、アルバイトする場合には人を喜ばせる「楽しさ」やテーマパークという楽しい空間にいることによって伝染する「楽しさ」というそれぞれ異なる「楽しさ」がある。そしてこれらテーマパークの「楽しさ」は、現代において進行しているテーマパーク化の事例における「楽しさ」に通じるものがある。テーマパークに多くの人が足を運ぶのはテーマパークに現代人が求めている「楽しさ」があるからなのだ。 |
講評 | インタビューをもとにした論文。非常に丁寧に考えられ、書かれており、分かりやすい。分析結果を記述・解釈するだけでなく、さらにそこから展開していく流れやその内容も興味深い。 |
キーワード1 | テーマパーク |
キーワード2 | テーマパーク化 |
キーワード3 | 楽しさ |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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