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学科 | 社会学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | MILOS DEBNAR |
タイトル | アメリカ映画における人種の描かれ方-映画創世記から現代における人種の描かれ方の変容- |
内容 | 世界は今も昔も人種差別という社会問題を抱えている。本論文は我々が普段何気なく使っている「人種」という概念に着目し、その中でも人種差別について論じたものである。人種という概念が社会的に構築され、その概念を用いて歴史の中で様々な形を変えながらも現在まで人々は差別をし、差別されてきた。今日表面上では少なくなってきている人種差別というものの歴史を辿り、整理し、存在を明らかにし現在にも人種差別というものが存在しているかを考察している。なかでも、アメリカという国に着目しアメリカ映画が人種という社会的概念をどう映し出してきたかを歴史的に紐解きまた現代の映画を分析し考察した。普段何気なく見ている映画にも人種という概念は色濃く反映されており、知識なくしては理解できない部分も多々あるが、一度私も含めた日本人も人種というフィルターで世界を見てほしいというのが本論文のスタートであり著者の願いでもある。 |
講評 | アメリカにおける人種の問題を映画を通して、20世紀後半から人種の表象を整理した点は興味深い。課題としては、独自の分析をさらに深め、拡大する余地があり、論文全体のテーマを明確にすればよりまとまりのある論文になるだろう。 |
キーワード1 | 人種差別 |
キーワード2 | アメリカ映画 |
キーワード3 | 社会的構築物 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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