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学科 | 社会学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | MILOS DEBNAR |
タイトル | ディズニー映画におけるジェンダーと人種 ―「ズートピア」を事例に― |
内容 | 従来のディズニー映画はアメリカ人が鑑賞する前提だったが、グローバル化が進み今や世界中の人々が鑑賞するようになった。より多くの人々に共感を得るためには「多様なヒロイン」が必要である事から時代に応じて変化し続けてきた。近年リリースされた「ズートピア」をはじめとする映画を従来の映画と比較する事で時代に応じて変化しステレオタイプ化されてきた「ジェンダー観」「人種観」を分析し、映画の中で映し出されるアメリカ社会の実態を読み取る事ができた。結果、ジェンダーを解消するような映画を作ると人種の問題が浮かびあがらず、人種の問題を解決しようとするとジェンダー的な規範や要素が強化されてしまう為このような映画を製作するのは難しいと言える。子供向けの映画だからこそディズニーはポジティブなロールモデルを提供する義務があり「ジェンダーと人種両方の問題を解消できるような映画の作成」がディズニーの次なる課題だと言える。 |
講評 | 現代(アメリカ)社会における人種問題にディズニーの最新映画を通して注目した論文である。ズートピアとアナと雪の女王という話題になった最新作を分析することに新しさがあり、本論文の注目点である。その一方で、現代アメリカ社会と人種に関する文献紹介や分析にはまだ課題が残されている。 |
キーワード1 | ジェンダー |
キーワード2 | 人種 |
キーワード3 | アメリカ社会 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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