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学科 | 社会学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | MILOS DEBNAR |
タイトル | 部活動における在日朝鮮人部員に対する差別的な発言の要因について |
内容 | 日本では1980年代後半から在留外国人の数は増え続け、2005年には200万人を突破した。在留外国人との接触機会の増加によって日本人との間に摩擦が生じている。そういった現状においても日本に住む外国人として忘れていけない存在には、特別永住者である在日朝鮮人がある。彼らはこれまで日本人から差別の対象として蔑まれると同時に日本政府や地方自治体から不当な扱いを受けてきた。近年そうした差別は是正傾向にあるが一方で根強く残っている問題でもある。本論文では部活内に見られた在日朝鮮人部員に対する差別的な発言について要因の検討を行った。インタビュー調査では日本人学生の在日朝鮮人に対する知識の少なさや理解をしようとする姿勢の欠如が浮かび上がった。よくわからない存在である在日朝鮮人を、日本人学生はどうような過程を経て差別発言を投げかける対象としたのか。筆者にはかつて在日朝鮮人への差別意識が存在した。その差別意識がどのように形成されたのかを分析することで、部活内での差別発言の要因を探っていく。 |
講評 | 在日コリアンの差別を部活の活動の事例から考察する論文である。一見些細な出来事は差別として考えられる点や、当事者へのインタビューと筆者自身の自己分析が興味深い。当事者には差別された側のみのインタビューが入っており、概念的な曖昧さが主な課題として残されている。 |
キーワード1 | 在日朝鮮人 |
キーワード2 | 差別 |
キーワード3 | 部活動 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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