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学科 社会学科
年度 2016
ゼミ名 MILOS DEBNAR
タイトル ジャニーズの人間関係-現代社会とアイドルのつながり-
内容 なぜ人々はジャニーズに魅了されるのか。ジャニーズには特別な人間関係が形成されており、そこに理由の一端があるという。ジャニーズ特有の人間関係がどのようなものなのかを探り、ジャニーズに人々がひきつけられている理由と、社会とのつながりを考える。
ジャニーズは、距離感のあるコミュニケーションを通して、家族のような深い親密性を形成している。集団主義の考えを持ち、外部の人間が入り込みやすい良好な人間関係と、感情移入しやすいアイドル像を作り上げている。
現代社会は、人間関係の希薄化などが生じうるものに変化してきた。そういった社会において、ジャニーズは現代で衰退した家族関係や人間関係を映し出している。人々はジャニーズに密接な家族関係や、アイドル間の差が存在しない穏やかな関係性を感じ取っているのではないか。その関係性に心地よさを覚えることによって、ジャニーズにひきつけられているのではないかと考える。
ジャニーズが人々をひきつけている背景には、現代社会の人間関係が存在しているのである。
講評 ジャニーズの流行りの原因を社会学的に考察する論文。ファンがジャニーズのグループに何を見出して惹かれているかをファン側からではなく、ファンクラブ通信の分析から明らかにしようとする点が新しい。また、このような分析を通して、現代社会について考察を行う。
キーワード1 人間関係の希薄化
キーワード2 家族のような親密性
キーワード3 集団主義
キーワード4  
キーワード5  
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