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学科 社会学科
年度 2016
ゼミ名 MILOS DEBNAR
タイトル 「ファストファッション」を通してみる現代の若者
内容 近年、日本人はお金を使わなくなったといわれている。特に若者の消費低迷について語られることが多く、また現代の若者は保守的で安定意向だといわれることも多い。そんな若者世代にヒットしたのが「ファストファッション」である。しかし、近年そのファストファッションも以前ほどの勢いがない。そこで、ファストファッションがブームとなってから数年たった今は、消費者がファストファッションから離れつつあるのではないかと考えるようになり、ファストファッションのターゲットである若者の意識は、ファストファッションと本当に一致しているのかという疑問が生まれた。この疑問を解決するため、若者の代表として女子大生にインタビュー調査を行い、浮かび上がってきた若者像を「質へのこだわり」「他者の目」「買い物への姿勢」「ネットショッピング」「ファッションとアイデンティティ」「服以外の消費」という6つのテーマに分けて分析した。その結果、ファストファッションは現代の若者の意識と完全に一致しているとはいえないという結論に至った。
講評 ファーストファッションと若者について考察する論文である。ファーストファッションは若者に人気のあるものとして、若者の意識について何を明かすかをインタビューを通して分析する。分析した結果、このようなファッションは通常思われているほど若者に向いていないという結論は面白いが、対象者の背景などを考慮しさらに分析をすればより説得力のある主張になるだろう。
キーワード1 ファストファッション
キーワード2 若者
キーワード3 消費行動
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