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学科 | 社会学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | MILOS DEBNAR |
タイトル | 外国人留学生とコミュニティ ―韓国人留学生と日本人学生との関わりについて― |
内容 | 政府は2008年に2020年までに日本に来る留学生を14万人から30万人まで増やす「留学生30万人計画」を発表した。留学生は、高齢化社会、グローバル化が進む日本で、増加し続け、活躍していくだろう。しかし、留学生が抱く日本留学への期待と交友関係の構築には、ギャップがあり、ホスト国と留学生との関わりはあまり見られないという留学生のソーシャル・ネットワーク問題がある。そこで、本研究では、5人の韓国人留学生にインタビューを行い、留学生のソーシャル・ネットワーク形成を明らかにし、その上で日本人学生と留学生の間に見える問題を分析した。その結果、留学生はそれぞれ異なるソーシャル・ネットワークを形成しているが、コミュニティの役割に共通点がみられた。また、意外にも多くの日本人との交友関係があることが明らかになった。しかし、その一方で、同国人とのつながりが強く、深い付き合いをしているという事実があり、日本人との親密度は低く、信頼関係が築きにくいということが明らかになった。 |
講評 | 増加し続けている留学生を対象に、彼・彼女らが日本で持つ社会的ネットワークを分析する論文である。従来の研究と異なり、正規学部生を対象にし、彼・彼女らが持つ社会的ネットワークが比較的に開放的でありながらも、同胞の役割がまだ大きいと結論づける。 |
キーワード1 | 留学生 |
キーワード2 | コミュニティ |
キーワード3 | ソーシャル・ネットワーク |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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