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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | 地域住民同士の交流について考える~今後の日本の地域福祉のあり方とは~ |
内容 | 近年では、地域住民同士の交流が乏しく、隣に住む人が誰かすら、わからない人が増えている。プライバシーを重視する現代社会では、積極的に近隣住民との関係性を深めていくことは難しいと言われているが、本当にそうだろうか。プライバシーを重視することで、かえて悲しい事件や事故が起こっているのも事実だ。孤立死や虐待の発見の遅れは、地域住民交流の乏しさが大きな原因の一つと言われている。高齢化がますます進むと言われている日本で、このまま地域住民同士の交流が改善されないのでは、悲惨な結果を生むだろう。 この論文では、日本の歴史や実際に起こった事例を振り返りながら、地域内交流の必要性を論じ、さらに現在行われている地域住民の交流の取り組みを紹介することによって、今後の地域住民の交流のあり方について考えていきたい。 |
講評 | 「地域住民同士の交流について考える-今後の日本の地域福祉のあり方とは-」本論文は住民の居場所としての地域のありようを歴史的にさかのぼった上で、高齢者の孤立や児童虐待の現状を指摘し、今後の地域におけるインフォーマルなかかわりの大切さについて論じている。地域のかかわりを「縄文時代」にまでさかのぼり、今後の姿として「おせっかい」を唱えるなど、ユニークな論文となった。 |
キーワード1 | 地域交流 |
キーワード2 | 住民同士の関わり |
キーワード3 | 高齢者 |
キーワード4 | 孤独死 |
キーワード5 | 児童虐待 |
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