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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | 災害時における障害者支援の現状とこれから―震災後の支援を中心に― |
内容 | 日本という国はその地理的・気候的条件から災害大国ともいわれる。地震や津波、台風や火山の噴火など自然災害の絶えない日本であるが、東日本大震災を経て、近年では、高齢者や障害者など、災害に際して弱者となってしまう人たちの存在が問題視されている。 「災害弱者」の問題はマスメディアなどに取り上げられることで社会からも注目されつつある。2016年4月に発生した熊本での地震では、行動障害を持つ人が震災後の不安な状況から大きな声を上げてしまうため、家族は集団での避難生活を避け、車中などで寝泊まりしている様子が報じられた。 災害大国である日本として、災害弱者の問題は看過することはできないのではないだろうか。過去の震災後の障害者やその家族への支援の状況を調査し、今後来る震災に向けて、行政・支援者・当事者の立場からどのような取り組みができるのかを考察する。 |
講評 | 「災害時における障害者支援の現状とこれから-震災時の支援を中心に-」阪神淡路大震災、東日本大震災などの経験を通して、我々は、障害者や高齢者などが日常以上に災害時に「災害弱者(災害時要援護者)」になることを学んできた。本論文は、過去の大災害時に障害者がおかれた現実を丁寧に調べたうえで、今後どのような対策が必要となってくるかについて論じたものである。 |
キーワード1 | 災害弱者 |
キーワード2 | 障害者 |
キーワード3 | 個別支援避難計画 |
キーワード4 | 福祉避難所 |
キーワード5 | |
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