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学科 社会福祉学科
年度 2016
ゼミ名 小山 隆
タイトル 超高齢社会における高齢者の暮らし―今後の高齢者の生活をよりよいものにするために―
内容 大学3年時の実習において、 地域で暮らす様々な高齢者の生活の様子を知る機会が多かった。 そしてこの場合は要支援・要介護認定を受けている高齢者であり、 いわば介護保険制度という枠組みに守られた中であらゆる福祉サービスの利用やケアを受けているということになる。 そして社会の注目もまた要介護認定や要支援認定といったいわば重度の不自由を抱える人々へ向けられてしまっているように思うのである。 しかし年々高齢化が進行する日本において、要支援・要介護認定を受けていない高齢者の数は増加し続けており、 その割合は高齢者人口の大部分を占めるといえるだろう。 では彼らは問題なく日々の暮らしを送ることができているのだろうか。 私は疑問を抱いた。 そこで本論文は要支援・要介護認定を受けず地域で生活している65歳以上の高齢者に焦点を当て、 彼らの生活の実態や抱える課題を挙げるとともに、 その解決策と今後の日本社会に求められる対応とは何なのか考察したものである。
講評 「超高齢社会における高齢者の暮らし-今後の高齢者の生活をよりよいものとするために-」高齢者の在宅生活の現状を明らかにした上でサービスの受け手としてだけでなく社会や地域の力となる高齢者という視点に焦点が当てられている。先行研究を通して高齢者が介護する側に回る可能性を指摘するなど超高齢社会に対応する社会を作っていくのは高齢者自身であるという指摘に至っている。
キーワード1 高齢者
キーワード2 地域
キーワード3 独居高齢者
キーワード4 孤立
キーワード5 自立
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