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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | 通常学級における発達障害児支援 |
内容 | 2014年の障害者権利条約批准に先立ち、国内でも障害者に関する法律が見直され、文部科学省及び各都道府県の教育センターがインクルーシブ教育に関する研究報告を出すなど近年障害を持つ児童に対する教育についての関心が高まっている。しかしながら、実際の教育現場でそれらがどこまで浸透しているのかは疑問であり、課題も多いのではないだろうか。 筆者は自身が発達障害の診断を受けており、特に義務教育過程では学習や学校生活、人間関係に関する悩みを多く抱えていた。この経験から、発達障害児の困難や教育現場におけるニーズ、また発達障害児に対する教師の認識などに興味を持った。 本論文では、我が国の障害者処遇や教育の歴史を振り返るとともに、インクルーシブ教育事業のモデル校や、独自の取り組みを行う学校を参考にし、発達障害児支援の課題と今後の展望について述べる。 |
講評 | 「通常学級における発達障害児支援」障害をもつ子どもたちの「特別支援教育」「インクルーシブン教育」のあり方について論じた論文である。本論文の特徴は従来注目されることの少なかった「発達障害児」に焦点を当て、あるべき障害児教育の姿について論じているところにある。具体的には先駆的な実践事例を紹介する中で、他者と比較することのない「競争」や、大人が答えを出すのではなく子どもたち自身が自ら問題を解決していく事例など紹介し今後の在り方について論じている。 |
キーワード1 | 発達障害 |
キーワード2 | インクルーシブ教育 |
キーワード3 | 特別支援教育 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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