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学科 | メディア学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 伊藤 高史 |
タイトル | アイドルに対する心のツッコミの必要性 |
内容 | この論文ではアイドルを楽しむための新しい方法を提唱している。筆者が提唱しているのは、アイドルに対して積極的に心のツッコミを行うという楽しみ方であり、一般的な盛り上がり至上主義やパフォーマンス重視であるアイドルライブに対して、俯瞰で楽しむための心のツッコミという新たな手法を、アイドル要素とバラエティ要素の双方向から考察している。1章では、アイドルの定義を定め、アイドルビジネスの歴史を振り返り、現代アイドルの差別化の進んでいる理由や現状に着眼することで、既存のアイドルの枠に収まらない未完成なアイドルが生まれ、違和感が生じている現状をまとめた。第2章では、ツッコミや心のツッコミを定着したうえで、心のツッコミの必要性と有用性を確認したうえで、心のツッコミが必要である状況を5つの要素から具体例を挙げて考察した。そして、複数の人間が実践することで、心のツッコミの必要性を立証していく。 |
講評 | 「アイドル」というテーマは、身近であると同時に、我々の日常に大きな影響を及ぼし、しかも華やかということで、とても興味深いテーマです。しかし、それを「論文」のテーマにとりあげると、うまいアプローチが思いつかず、どこかできいたような与太話の要約になることが少なくありません。そうしたものに比べれば、「心のツッコミ」という概念を創作して、その概念を通じて今日的なアイドルの存在価値や楽しみ方を論じた点は評価できます。 |
キーワード1 | 心のツッコミ |
キーワード2 | ライブアイドル |
キーワード3 | 違和感 |
キーワード4 | 差別化 |
キーワード5 | 俯瞰 |
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