詳細 | |
---|---|
学科 | メディア学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 伊藤 高史 |
タイトル | 民放ローカルテレビ局による地域貢献とは |
内容 | 近年、自社制作番組比率の低下や新たな映像メディアの台頭でローカル局は不必要であると主張する声も聞かれる。確かにローカル局の抱える課題は決して少なくないため、不必要論が出ることもうなずける。キー局は、地上波放送において、放送局数全体からみると約4パーセントに過ぎず、職員数でも約4分の1にとどまる一方で、地上波放送局全体の営業利益では4分の3のシェアを誇っている。つまり、全国に100以上存在するローカル局の合理化が急務であるといえる。しかし、ローカル局とキー局は求められる役割が異なり、ローカル局の役割はキー局には代替することはできないはずだ。地域に密着したきめ細やかな取材はキー局のみだと困難であるし、全国的に画一な情報を取り上げていては、首都圏以外に在住している市民は、地元の情報を手にすることができない。本論文ではこのような背景を踏まえた上でローカル局による地域貢献について具体例を述べながら論述する。 |
講評 | 著者自身の就職先にも関係するテーマで卒論を書いてくれました。しかし残念ながら、文献やネットの検索で集められる資料に基づいた考察に終始していて、メディア学科の教員からすれば、ありきたりの議論が展開されているといった感は否めません。頭の固い教員の常識を覆すような発見や、実際に就職活動を経験した者ではわからないような考察を提示してくれることを期待していたのですが、残念ながら、そこまでに至りませんでした。全体としては、地方民放局の目立った取り組みについての報告書という感じで終わりましたが、幅広く事例を収集しようとした姿勢は評価できます。 |
キーワード1 | ローカル |
キーワード2 | テレビ |
キーワード3 | 地域貢献 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |