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学科 メディア学科
年度 2016
ゼミ名 中谷 聡
タイトル 日本人女性と外国人女性のメイクに対する心理―自由回答式アンケートとインタビューを用いて―
内容 日本人は化粧に対する意識が他国の人よりも高く、化粧が上手いと言われているのが今日の現状である。その要因の背景にあるものを探るため、日本人女性の化粧文化やポイントを、海外女性の化粧文化と比較しながら分析した。平面的な日本人の顔をどうやって白人女性のように立体感を伴った形でみせるのか、アジア人は西洋人のような顔のつくりに憧れるという考えが今でこそ世にあふれているが、昔から変わらず根付いている日本人女性の美しさがあることも確かである。先行研究では「化粧の日本史」や「日本と他国における化粧品事業と市場参入関係」を取り入れ、独自の研究では「日本と海外において女性のメイクに対する意識がどのように違うのか」を調査した。調査手法としては、海外の友人に自由回答式アンケート・化粧品事業関係者に口頭インタビューを依頼し、日本人の化粧への意識だけでなく海外女性からみた日本人女性の化粧のイメージや化粧品の印象なども調査した。
講評 2016年度に提出された卒業論文を調査種別ごとに分けると、内容分析(新聞記事やテレビ番組など)が3本、アンケート調査またはインタビュー調査あるいは両調査の併用が4本となった。
インタビュー調査は、テーマに即した人を選び、必要な回答を得ることができた。アンケート調査は、質問紙法について事前の確認が少し不足したが、配布数及び回収率は十分なものがあった。内容分析は各々のテーマの着眼点がオリジナル要素に富み、詳細な分析が実施できた。
日程としては、4月から卒業論文のテーマの決定、絞り込みを行ったが、就職活動の解禁が例年より早まったことなどから、春学期はゼミ全体の日程調整は難しかった。夏季休暇中は特に卒業論文が進んだわけではないが、秋学期になり、卒業論文提出までの具体的なスケジュールを組んだところから、各学生の執筆が本格化した。執筆が進むと、具体的な作業内容の検討、調査項目の絞り込み、インタビューの質問内容の検討など、学生と卒業論文について詰めの作業を行うことが多くなった。ゼミ内で事前に読み合わせ日を設けたことによって、学生の調査・執筆にも本腰が入り、完成の目途が立った。スケジューリングの実行と遵守を学生が守れたことが最大の評価点であった。
キーワード1 化粧
キーワード2 スキンケア
キーワード3 日本人女性の特性
キーワード4 化粧=マナー
キーワード5  
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