詳細 | |
---|---|
学科 | メディア学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 中谷 聡 |
タイトル | 多様なメディアで形成される海外旅行の姿―『地球の歩き方』とインターネットサイトのアンケート調査より― |
内容 | 海外旅行は異文化体験の絶好の機会であり、様々な意義がある。日本の海外旅行事情は2016年現在大きな転換期を迎えており、その中で今後、より様々な年代、より多くの人が海外旅行に興味を持ち、海外旅行をする機会を持ってもらうためには、メディアはどのような役割を担い、どのような情報発信がなされるべきかについて調査した。本研究では特に、「旅行ガイドブック」、「インターネット」「海外の行政機関による観光情報の発信方法」に焦点を当て、インタビューとアンケートを行った。インターネットの普及により、旅行者自身も広範囲に向けて情報を発信することが出来るようになり、情報を受け取る手段も発信する手段も多様化した。同時に、様々な情報が得られるようになったため、旅行者のニーズも多様化した。今後のメディアには、多様化したニーズに対応し、旅行者が望む以上の情報、または他社と差別化した特色ある情報を提供することが求められる。 |
講評 | 2016年度に提出された卒業論文を調査種別ごとに分けると、内容分析(新聞記事やテレビ番組など)が3本、アンケート調査またはインタビュー調査あるいは両調査の併用が4本となった。 インタビュー調査は、テーマに即した人を選び、必要な回答を得ることができた。アンケート調査は、質問紙法について事前の確認が少し不足したが、配布数及び回収率は十分なものがあった。内容分析は各々のテーマの着眼点がオリジナル要素に富み、詳細な分析が実施できた。 日程としては、4月から卒業論文のテーマの決定、絞り込みを行ったが、就職活動の解禁が例年より早まったことなどから、春学期はゼミ全体の日程調整は難しかった。夏季休暇中は特に卒業論文が進んだわけではないが、秋学期になり、卒業論文提出までの具体的なスケジュールを組んだところから、各学生の執筆が本格化した。執筆が進むと、具体的な作業内容の検討、調査項目の絞り込み、インタビューの質問内容の検討など、学生と卒業論文について詰めの作業を行うことが多くなった。ゼミ内で事前に読み合わせ日を設けたことによって、学生の調査・執筆にも本腰が入り、完成の目途が立った。スケジューリングの実行と遵守を学生が守れたことが最大の評価点であった。 |
キーワード1 | 海外旅行 |
キーワード2 | 旅行ガイドブック |
キーワード3 | インターネット |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |