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学科 | メディア学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 渡辺 武達 |
タイトル | コミュニケーションデザインを考える ~広告効果の側面から~ |
内容 | 近年、広告に対して厳しい目が向けられ、実際に業績も厳しくなっている。あらゆるメディア、特にテレビや新聞などの広告媒体としての価値が疑問視されると同時に、広告の内容自体も消費者に疑いの目で見られている。これらを改善するにはどうすれば良いのかについて、これまで広告が成功してきた構造を見つめ直すことから始め、変化した消費者行動とそれらに対する効果的な広告の手法の研究と提案、そして従来の広告キャンペーンの考え方とその手段とは違うコミュニケーションデザインというものが普及し、その考え方が身に付けば、既存するマスメディアの力でさえも再認識され、広告はこれから変化を伴いながら力を発揮していけるということを論じている。コミュニケーションデザインとは、メディアをニュートラルに考え、既存マスメディアの力を過信することなく、冷静に長所を見直し、必要ならば新たなメディアを作りだすという部分最適化されたコミュニケーションを行うことを目的としたものである。 |
講評 | 私のゼミではメディアと社会の関係に特化した卒論を書くように指導しているが、おおむね現代社会のメディア状況を分析するという視点だけは整ったものが提出された。今後の課題は変化の激しいメディアの技術論に惑わされない人間の情報活動とそれを背後から操る社会内在的論理に肉薄し、生命の長い文章にまとめる努力の結果が反映された卒論が書けるように指導していきたい。 |
キーワード1 | コミュニケーションデザイン |
キーワード2 | 消費者行動 |
キーワード3 | メディアクリエイション |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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