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学科 | メディア学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | ボーカロイド小説における初音ミク |
内容 | 本稿では、近年注目されている初音ミクをはじめとするボーカロイド、その中でも、楽曲を小説化した"ボーカロイド小説"という文化について論じている。初めに初音ミクというキャラクターについて論じ、それからボーカロイド楽曲の持つどのような特徴が小説化を促しているのかを、物語楽曲に注目して分析し、また、アマチュアによる小説執筆の現象を、ケータイ小説や「小説家になろう」から見ていく。カゲロウプロジェクトの前後で起こるボーカロイド小説の変化に触れた後、終章ではボーカロイド小説の人気が初音ミクというキャラクターに |
講評 | 初音ミクという、自動的に音楽を作り出し歌いあげる、コンピューターソフトのボーカロイド。発売以降爆発的な売り上げとなり、社会的にも大きな話題となった。そうしたボーカロイドをもとにした小説も売り上げを伸ばしている。しかしながら、不思議なことに初音ミク自身はそうした小説にいっさい登場しない。そこには初音ミクというキャラクターが、独自のキャラクターとならないような制作者側の配慮、姿勢が反映している。その点を、具体的な資料をもとにあとづけた論文。ユニークな視点が光っている。 |
キーワード1 | ボーカロイド |
キーワード2 | 小説化 |
キーワード3 | ボーカロイド小説 |
キーワード4 | カゲロウプロジェクト |
キーワード5 | 初音ミク |
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