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学科 | メディア学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 中国における日本のポップカルチャーの受容とその可能性 |
内容 | 近年、「クールジャパン」という言葉を様々なメディアで目にすることが多くなった。これまでに旅行、留学で何度も訪れてきた中国上海でも日本のポップカルチャーが非常に人気であるということを実感できる機会が何度もあり、その可能性に気づかされた。昨年留学した際には、上海で日本のアニメやファッションを紹介するイベントやファッションショー、日本人歌手の中国公演が毎週のようにどこかで開催されており、私もいくつかのイベントに訪れたので実際に見た現地の人たちの様子、感想も交えて論じることにした。また、知り合った中国人学生の中にも日本のポップカルチャーがきっかけで日本語を学び始めたという人もいた。しかし良い面ばかりでなく、著作権無視の問題や、日中関係悪化で予定されていたイベントが中止になるなど問題点も多い。歴史的な背景も調べ、なぜ彼らが日本のポップカルチャーに興味を持ち、どのような現象が起こっているのか時系列にそって調べてみた。 |
講評 | 中国において日本のポピュラー・カルチャーがどのように受容されているのかを調査検討した論文。アニメ、音楽、イベント、ファッションショーなどに目配りし、歴史的な経緯も考慮しながら、その実態を研究している。中国への影響についてはマスコミ等でさまざまに言われているが、筆者自身が中国に留学した経験があるので、そのときの体験とネットワークを駆使する。その点に特徴がある。 |
キーワード1 | クールジャパン |
キーワード2 | ポップカルチャー |
キーワード3 | 日中関係 |
キーワード4 | 歴史的背景 |
キーワード5 | 著作権無視 |
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