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学科 | メディア学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 音楽市場のこれから~パッケージメディアと有料音楽配信~ |
内容 | 本稿では、近年身近になってきた有料音楽配信とパッケージメディアを比較しながら、音楽市場の現在とこれからについて研究・考察していく。 今世界では有料音楽配信がポピュラーとなっており、レコードやCDといったパッケージメディアの売り上げを上回るようになった。しかし、アメリカやオーストラリアなどの大国がその流れを見せる中で音楽大国である日本はパッケージメディアの売り上げが音楽市場の8割を占めている。そこには日本の特有の文化が根付いており日本のパッケージメディアを大きく支えている。だが、日本の音楽市場には、虚偽の売り上げが存在する上に、音楽離れという現状も迫っている。今後、日本人の音楽への興味関心を復活させ、本当の売り上げを持ってして、日本の音楽市場を拡大させる打開策が日本には必要である。パッケージメディアと有料音楽配信は手を取り合いながら、音楽市場の縮小を止め拡大する役割を担わなくてはならない。 |
講評 | 現在では有料の音楽ネット配信があたりまえになっている。それは全世界的にみられる傾向である。しかしながら日本の実状に目を向けると、必ずしもそうはなっていない。依然としてCDが売り上げを伸ばしている。そうしたパーケージメディアが日本の市場を覆っているのは、独自のオタク文化が支配的である点にある。そこに根拠を求め、その実態と社会背景を分析している。着眼点がおもしろく、また自らの体験も反映されていて読ませる。 |
キーワード1 | パッケージメディア |
キーワード2 | 有料音楽配信 |
キーワード3 | 音楽市場 |
キーワード4 | オタク文化 |
キーワード5 | AKB商法 |
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