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学科 産業関係学科
年度 2008
ゼミ名 阿形 健司
タイトル 労働問題における名づけの意義~『名ばかり管理職』を事例として~
内容 2008年に入り「名ばかり管理職」という言葉が盛んに聞かれるようになった。本稿ではこの「名ばかり管理職」という言葉に焦点を当てることにより、労働問題に対しアプローチを行う。「名ばかり管理職」という言葉は問題の大枠を把握するには非常に耳あたりが良く、便利な言葉である。しかし、個別の労働者の働き方は「名ばかり管理職」という一言でまとめて語れるものではない。個人の実態を把握する為に実際に聞き取り調査に赴き、社会問題として捉えられた際の「名ばかり管理職」という言葉と、個人が直面した問題としての「名ばかり管理職」との違いを考えた。「名ばかり管理職」という言葉は、問題に直面している現場の労働者に意識の変化をもたらした。それは労働問題を解決する為のカギだと私は感じた。彼らの意識の変化を丁寧に観察することで見えてくることと、文献を読み込むことで見えてくることの両方をすり合わせることで、「名ばかり管理職」という言葉が私たちに何を示したのかを考察する。
講評 昨年度に比べて一次資料を集める努力をした人が多いことは評価できる。文献研究の場合も、丹念に資料収集した論文は優れている。テーマ探索と資料収集をどれだけ丁寧に行ったかが、できあがりに反映している。
キーワード1 管理職と管理監督者との混同
キーワード2 マクドナルド
キーワード3 店長
キーワード4  
キーワード5  
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