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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 阿形 健司 |
タイトル | コミュニティ・ユニオンと地域ユニオン~組織と組合員の自主・自立性~ |
内容 | 現在、非正規雇用者は増加傾向にある。雇用の調整弁として扱われている非正規雇用者であるが、その立場は正規雇用者と比べて弱いものである。そして労働組合の組織率は、日本において全体的に年々減少している。その中で非正規雇用者の労働組合の組織率は、正規雇用者の労働組合組織率と比べるとかなり低い。相対的に弱い立場にある非正規雇用者にとって、彼らが労働組合に加入することは重要なことである。 立場が弱い非正規労働者の受け皿となるのがコミュニティ・ユニオンである。コミュニティ・ユニオンは地域を基盤とした、個人加盟のできる労働組合である。また、連合においても地域ユニオンという名称で同じような活動を行っている労働組合もある。コミュニティ・ユニオンは労働者個人が抱える問題を解決すること、またその手助けを目的に自主的・自立的に活動している。そして地域ユニオンは、連合の組織化政策のなかで設立・拡大してきた経緯がある。このコミュニティ・ユニオンと連合における地域ユニオンについて、それぞれの活動と組織に着目してその異同を明らかにしてく。 |
講評 | 昨年度に比べて一次資料を集める努力をした人が多いことは評価できる。文献研究の場合も、丹念に資料収集した論文は優れている。テーマ探索と資料収集をどれだけ丁寧に行ったかが、できあがりに反映している。 |
キーワード1 | 非正規雇用者 |
キーワード2 | 連合 |
キーワード3 | 労働組合 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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