詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 阿形 健司 |
タイトル | 十分な看護を提供するために~人間関係と研修制度が与える影響から考える~ |
内容 | 毎年1割近い新人看護師が職場を1年以内に去っていく。離職を防ぐために、多くの看護師が人間関係に非常に気を遣うことや知識・技術の未習熟を不満に思っていることから「人間関係」と「研修・教育制度」が看護師に及ぼす問題を文献と聞き取り調査を行い考える。 周囲とコミュニケーションを図ることは大変気を遣い、ストレスが蓄積する原因であると考えられる。しかし、人間関係はストレスを生む一方で安らぎや励みを与えてくれる要因にもなる。病院の中で如何にフォローし合える環境を作るかが「人間関係」の問題解決に重要だろう。 また、多くの看護師は自分の知識や技術の未熟さから医療事故へ繋がることを恐れているが、人員が足りず十分な教育や研修を行えない。聞き取り調査である看護師の方が「教育を受け、その実績が評価につながるので頑張ろうという気になる」と話してくれた。研修・教育の実施が看護師のモチベーションのアップに繋がっているようだ。よって、「研修・教育制度」の問題の解決には、研修・教育を十分に実施するために必要な人員を補てんし、研修・教育を受けさせることが必要だろう。 |
講評 | 昨年度に比べて一次資料を集める努力をした人が多いことは評価できる。文献研究の場合も、丹念に資料収集した論文は優れている。テーマ探索と資料収集をどれだけ丁寧に行ったかが、できあがりに反映している。 |
キーワード1 | 離職 |
キーワード2 | 挟まれる看護師 |
キーワード3 | モチベーション |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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