| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 産業関係学科 |
| 年度 | 2016 |
| ゼミ名 | 寺井 基博 |
| タイトル | 有期雇用の実態～育児休業制度に着目して～ |
| 内容 | 本論文は育児休業制度に着目した日本における有期雇用の実態について研究したものである。近年、有期契約労働者の数が増加傾向にあると共に、全ての労働者における育児休業制度の取得率も同じ増加傾向にある。しかし、育児休業制度を取得しているのは、ほとんどが正社員であり、有期契約労働者は取得する権利があるにも関わらず、ほとんど取得できていない現状である。今後、さらに増えていくだろうとされている有期契約労働者が育児休業制度を取得できないこの現状を打開するべきだと考え、この研究を行った。インタビュー調査から、やはりこの現状に頭を悩ませている様子がうかがえた。有期契約労働者のとって「子供ができること＝退職」と考えている人は多いのではないだろうか。さらには、そういった固定観念を持っている上層の人(上司、管理職)が、この日本では多くいるのではないか。制度がいくら整っていようと、現場の人間が間違った認識や固定観念を持っていることが、この問題の最大の課題である。様々なデータをもとに、有期契約労働者が育児休業制度を取得しにくい現状を考察していく。 |
| 講評 | 本論文では、公表された統計データに基づいて有期雇用労働者の育児休業取得の状況が整理されている。育児休業復帰後の職場の協力体制がなぜ重要になるかについて検討されればなおよかった。 |
| キーワード１ | 有期契約労働者 |
| キーワード２ | 育児休業 |
| キーワード３ | 非正規雇用 |
| キーワード４ | |
| キーワード５ | |
| 戻 る | |