詳細 | |
---|---|
学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 阿形 健司 |
タイトル | 日雇い・登録型派遣という働き方 |
内容 | この論文では非正規労働の一つである、日雇い・登録型派遣について着目した。1986年に労働者派遣法が施行されて以来、次々と労働者に関する法の規制緩和が行われてきた。しかし、2008年現在一転して規制強化の流れへと変わりつつある。派遣という不安定な雇用の下で働く人たちの問題が表面化し、今や無視できない状況になった事を受けて、政府が日雇い・登録型派遣をほぼ全面禁止とする規制案を打ち出したのである。非正規で働く人たちの雇用が不安定という問題は今に始まったことではない。私は働き方を規制したところで、労働者に起きている問題の解決に繋がらないと考えている。問題があるとは言え、労働者派遣法は労働者、企業の双方にメリットをもたらすので、日雇い・登録型派遣を全面規制することに疑問を覚えた。この論文では、労働者派遣法ができた背景に触れながら、全面規制に対しての私なりの意見を述べていきたい。 |
講評 | 昨年度に比べて一次資料を集める努力をした人が多いことは評価できる。文献研究の場合も、丹念に資料収集した論文は優れている。テーマ探索と資料収集をどれだけ丁寧に行ったかが、できあがりに反映している。 |
キーワード1 | 派遣市場 |
キーワード2 | 規制強化 |
キーワード3 | 非正規労働者と正規労働者の格差 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |