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学科 教育文化学科
年度 2016
ゼミ名 沖田 行司
タイトル 林竹二の教育理念とその実践
内容 昭和の日本に教育の再生を訴え続けた教育者として林竹二がいる。林は東北大学の教授としてや宮城教育大学学長として様々な功績を収めてきた。宮城教育大学学長時代には二度の学生運動にあい、独自の方法で学生運動の解消に努めた。その経験を踏まえ、宮城教育大学の改革を進めるなど常に学生の目線で教育を行ってきた。また、大学の教授として活躍の傍ら、全国の小学校や中学校の教壇に立ち自ら教師として授業を行ってきた。彼の授業は、ごく一般的に考えられている授業とは違った。全国各地で授業している中で湊川高校で見た当時の日本の教育の実態に更なる危機感を持ち、現代の教育制度に対して不満を高めていった。
私は、教職課程を履修しており、将来教師になることを考えている。このような林竹二の教育的業績を学ぶ中で、私の理想の教師像とかぶるところがあった。これより彼がどのような生い立ちでどのような教育観を持っていたのか、実際にどのような授業を行っていたのかということについて考えていく。
講評 本年は卒業研究が1本と卒業論文が17本の計18本の提出があった。ゼミの半数近くが体育会で、特に1月2日まで現役で試合をしたラグビー部に所属する学生が4人とマネージャー1人の5人もいたことから、卒論に専念すべき時期と、大学選手権の試合の時期が重なり、学生も大変だっただろうし、指導する私も戦闘状態でした。日本教育文化史のゼミでは文献史料の読解が不可欠で、先行研究の書物を読むことと併せて、かなりの負担があったと思いますが、私が要求する最低限の内容は全員クリアーしていました。部活動やアルバイトや就職活動で、指導の時間がまちまちとなり、長い時には6時間ほど座り続けてかなり老体に堪えました。しかし、論文指導を通して、はじめてゼミ生の考え方などに触れることが出来、相互理解が深まったように思われる。
キーワード1 子ども
キーワード2 授業
キーワード3 学生運動
キーワード4 教育改革
キーワード5 湊川入り
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