詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 吉田松陰の教育思想研究―「国民教育論」への道程 |
内容 | 今日の社会はグローバリゼーションの世の中である。この考え方は今や普遍的なものであり、誰しもの日常に現れている。しかし、グローバリゼーションの定義はいったい何であろうか。今日唱えられているのは恐らく経済的側面を重視しているのではないだろうか。また、グローバルな人材が英語を話すことが出来るか否か、という単純なものではなく、自国の文化をいかに知り、他の宗教、文化という異なる価値観を認めることにあるのではないだろうか。そこで、現在の偏った考え方のある社会だからこそ、日本という国家の精神の真髄である武士道や国家観を学ぶ必要が現在あると考えた。そして、吉田松陰こそ、明治維新の立役者であり、日本という国家を深く学ぶ上で重要な人物であったのである。日本という国家の形成、日本人の精神を再考し、日本人の精神をもとにグローバル人材への紐解きができるようになることが目的である。 |
講評 | 本年は卒業研究が1本と卒業論文が17本の計18本の提出があった。ゼミの半数近くが体育会で、特に1月2日まで現役で試合をしたラグビー部に所属する学生が4人とマネージャー1人の5人もいたことから、卒論に専念すべき時期と、大学選手権の試合の時期が重なり、学生も大変だっただろうし、指導する私も戦闘状態でした。日本教育文化史のゼミでは文献史料の読解が不可欠で、先行研究の書物を読むことと併せて、かなりの負担があったと思いますが、私が要求する最低限の内容は全員クリアーしていました。部活動やアルバイトや就職活動で、指導の時間がまちまちとなり、長い時には6時間ほど座り続けてかなり老体に堪えました。しかし、論文指導を通して、はじめてゼミ生の考え方などに触れることが出来、相互理解が深まったように思われる。 |
キーワード1 | 尊王攘夷 |
キーワード2 | 士道 |
キーワード3 | 忠誠 |
キーワード4 | 外交 |
キーワード5 | 軍縮 |
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